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ジジハチのみなかみ紀行(下)

201108_049.jpgだいこく館の売りのひとつがお昼まで
ゆっくりできるチェックアウト時間。
だからといって時間ギリギリまで布団の
中にいる必要はないんですが、
締めがないとついついぐ~たらしてしまう
ジジハチなんです。
おっ、いつの間にやら午(うま)の刻 ...
← ロビーでお客様を見送る看板犬の
  ラブちゃん、とってもフレンドリィ


201108_051.jpgこれはいかん
荷をまとめ、お代(さよなら夏休みプラン
- 細かいことは言いっこなしの - 1泊2食
1名様10,000円也!)を支払い、
従業員の皆々様に見送られて気分よく
宿を後にしたジジハチは温泉街の入り口に
ある道の駅 水紀行館
立ち寄ってみることにしました。
あれれっ、機関車だ
敷地の隅っこに、
国鉄時代を知る昭和世代には懐かしい
電気機関車が置かれてました。
塗装には錆びが浮き、窓ガラスは割れ、
あまりに無造作な佇まいが涙を誘う
その機関車は、かつて水上から先
越後の国は石打に至る上越線の急勾配を
上り下りしていたEF16形だったのです。
もう少し保管方法を何とかした方が ...

道の駅の裏手にある清流公園、ここは水上温泉を代表する景勝地 諏訪峡 の入り口で、
利根川沿いに1時間半ほどのお散歩コースがあるんだそうですよ。
先を見たいところですが、そろそろお腹が空いてきたので諏訪峡散策はまた今度。
... って、また水上に来ることはあるのかな?

201108_053.jpg201108_054.jpg
ラフティング、キャニオニング、シャワークライミングなどなど利根川の自然と遊ぶ
リバースポーツで再生を図る水上の地。この日も大勢の方々がボートの上へ ...
自分もボートに乗せられるんじゃないか? と疑心暗鬼な清流公園のジジ

201108_055.jpg大丈夫、大丈夫。
水に親しむ予定ではありますが、
ラフティングはしませんからね~

水遊びと昼食を兼ねてやって来たのは
イワナの釣り堀 グリーンハウス です。
一竿2匹まで、\1,500(釣れなくても
イワナを頂ける救済策付き)なり。
ジジハチ、初めての魚釣りに挑戦♪

201108_056.jpg
とはいえ、イヌに釣り竿は難しいので保護者が代わりに糸を垂らします
岩の魚 と書くだけに石の影に潜んでいるだろう ... と素人なりの予測をたてて

201108_057.jpg
(釣り堀なのに)なかなか釣れないグリーンハウスのイワナ
魚に知恵があるのか単に釣り人がヘタなのか? を思案するジジ

201108_058.jpg
そうこうするうちに釣れた1匹のイワナ
どれどれ ... 初めて見る動く魚にビックリのジジ

201108_059.jpg
3匹に増えたイワナをしげしげと見るハチ姉さん
狙いは隣のバケツに入ってる釣り餌のようで ...

201108_060.jpg結局、この日の成果は5匹。
釣り堀って、糸さえ垂らせば
楽に釣れるイメージだったんですが
そんなに甘くはないんですねぇ。

釣ったイワナは塩焼きになりました。
串に刺して、塩を振って、炭火で焼いた
だけなのに
なんでこんなに美味しいのでしょう。

特に何するでもなく成り行きで過ごした水上の二日間。
谷川岳や諏訪峡や奥利根湖など水上を代表する観光地には行きませんでしたが
それでも楽しく過ごせるのがジジハチの夏旅行なんであります。
ありがと~ ハチ姉さん

201108_061.jpg
一緒に釣りをしたのに獲物はもらえず、ふてくされるジジハチ
だって。塩焼きの魚はマズイでしょう、イヌなんだから ...



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01:00 | ジジの旅行 | comments (4) | trackbacks (0) | edit | page top↑

ジジハチのみなかみ紀行(中)

201108_044.jpgだいこく館のペット専用露天風呂は
贅沢なことに、
源泉掛け流し(たぶん ... 、だけど)!
シャンプー、タオル、ドライヤー完備の
至れり尽くせりな露天風呂ですが、
風呂嫌いのジジさんには 猫に小判
馬の耳に念仏犬に論語 のようでして ...
でも、ハチ姉さんにとっては。
魚心あれば水心 なんでした。

201108_037.jpg
さらりとした湯触りの、カルシウム・ナトリウム - 硫酸塩温泉
人間的には気持ちいいお湯ですがイヌ的にはどうなの?

201108_038.jpg
あ~ぁ いい湯だなっ♪

201108_039.jpg
どれ、どれ ワタシも  風呂嫌いのジジさん、温泉に初挑戦です

201108_040.jpg
あ”ーーー やっぱ ダメ  結果は、カラスの行水なり ...

201108_041.jpg201108_042.jpg
入浴ついでに泳いじゃうハチ姉さんと隙あらば飛び出すジジさん

201108_043.jpg
さっぱりしたわねぇ~♪   そうですかねぇ ...

201108_048.jpg風呂の後はメシ、
旅には欠かせぬ晩餐のお時間です。

だいこく館の食堂はお座敷タイプと
テーブルタイプの二部屋がありまして、
ジジハチが案内されたお座敷には
大きなワンちゃんがいなかったことから
すると、どうやらイヌサイズで部屋を
振り分けているような感じです。
大小が混在するゆえに起きてしまう
無用のトラブルを避ける女将の配慮、
建屋に余裕のある旅館ならではですね。
おかげさまで、
おっきなイヌが苦手なジジさんも
ゆっくりと過ごせたのでした。

が、しかし。この宿の夕食は ...
残念ながら記憶に残っておりません
よくある旅館の、ごくごく普通の献立。
昨夏のようにはいきません、なぁ ...
まぁ、それも人間の食事のお話。イヌのメニューは旅の想い出に残る一品、
中型犬用? ってくらいにグラム数の多い豪快なるステーキだったのです ↓

201108_047.jpg
ジジさんとハチ姉さんで仲良く分けて食す、上州の牛なり~

201108_045.jpg食事の後は、寂れていても温泉街。
寝るにはまだ早い夜の時間を外で遊ぼうと
人間たちはイヌたちを留守番させて
スマートボール場へ繰り出したのでした。
保護者1名(ジジ父)も一緒にお留守番 ...
ところが、スマートボール場は早々に
店じまいだったそうで、唯一開いていた
射的場でゲームに興じたのだとか。
4丁で射止めた景品は1個だけ、なり。



23:30 | ジジの旅行 | comments (4) | trackbacks (0) | edit | page top↑

ジジハチのみなかみ紀行(上)

8月第4週の月曜日、ジジさんとハチ姉さんは一泊二日の旅に出たのでした

201108_020.jpgジジさんとハチ姉さん恒例の、夏旅行。
今年の気分が北向きにあった彼女たちは
東北を目指そうとしたんです、けれど。
陸奥(みちのく)は地理的に遠く
道奥国(みちのおくのくに)は物理的に
遠かったんであります。
 1泊2日の旅では宮城以北は難しく
 福島近辺でイヌの泊まれる宿は
 ほとんどが満室、という所以


201108_023.jpgそこで、なぜか。みなかみ~
群馬県最北の地、谷川岳の麓、
利根川の源流域である、みなかみ町。
ここは山と渓谷に囲まれた風光明媚な町
らしいんですが ...
この温泉街はどうしたことでしょう?
ひなびたと言うには情感の足りぬ
寂れた印象が支配する水上温泉。
いやはや、どんな旅になることやら。

201108_025.jpg201108_026.jpg
初めて訪れた温泉郷の印象を語り合うジジさんとハチ姉さん

201108_024.jpg
営業を取りやめた旅館が廃墟のごとく点在する温泉街。
営業中のホテルもそれとはわからぬほどくたびれた感じが ...

201108_027.jpg201108_032.jpg
とはいえ、かつては多くの文人墨客に愛されたという水上温泉
古びた雑貨屋さん、イヌが店番するラーメン屋さん、足湯にスマートボール
通りを歩けばところどころに温泉情緒が残っているのでした
201108_029.jpg201108_030.jpg

201108_031.jpg
ここだけは大繁盛のピザ屋さん ラ・ビエール にて昼食。
1時間待った甲斐のある美味しさ。水上に吹くナポリの風なのでした~


201108_033.jpgジジさんとハチ姉さん、今宵のお宿は
イヌも泊まれる温泉旅館 だいこく館 です。
(東北ではなくとも)北の方角
(間際だけど)空いてる宿

このふたつを条件に、できれば
温泉、和室、リーズナブルなところを
探す中で、とってもイヌに優しそうな
旅館があったわけでして。

翌日のお昼(12:00)までゆっくりできる
チェックアウト時間、
イヌの立ち入り禁止区域がほとんどない
館内(ロビーも食堂も自由に行けます)、
雨の日も遊べる広いプレイルーム、
イヌも入れる専用の露天風呂、
イヌと共に眠れるお布団、などなど
愛犬も立派な宿泊客とする宿の考え方が
随所にあって、
実際にその通りだったのでした。
201108_036.jpg正直、建物は古いんです。
壁には小さな穴が開いてたり、
畳もうっすらとシミが残ってたりする
けれど、不思議と居心地は悪くない。
ジジさんとハチ姉さんが羽目を外しても
器物損壊の罪に問われなさそうな安心感
があるから、かなぁ?
まぁ、行儀のいいジジハチ・コンビに
そんな心配は余計なお世話でしたね。

さっそく、部屋の広縁でくつろぐジジさんとハチ姉さん。
古風な椅子に座って茶でも飲みながら積もる話でも ... と、思ったら。
201108_034.jpg
201108_035.jpg

温泉旅館にやって来たゾ~ って感じですよね

(続く ...)



23:30 | ジジの旅行 | comments (6) | trackbacks (0) | edit | page top↑

ジジさんんの演歌劇場 ... 浄蓮の滝

enka_01.jpg紅白歌合戦の出演者も決まり、暦は12月!
街の空気も師走一色に染まりつつありで。
やり残したことに追われつつ一年を振り
返るこの時期、せわしない心の隙間に
なぜか、演歌が染みるのであります。

とはいえ。
春日八郎や三橋三智也は僕より前の世代で
ありまして、心に響くのは
八代亜紀や石川さゆりの歌声だったり ...
そう、石川さゆり ですよ、天城越え♪
天城越えといったら、浄蓮の滝~
浄蓮の滝といえば、ジジさんの伊豆旅行。
というわけで、夏の想い出を一遍。

← 近所の演歌専門店 天盛堂
店内に並ぶ CD、レコード、カセット、
8トラ(!)はほぼ全て演歌で占められる
こだわりのミュージックショップなり




izu2010_61.jpg城ヶ崎 - 火曜サスペンス -
天城山隧道 - 松本清張 -
と続いた、ジジさんのサスペンス劇場。
〆は、浄蓮の滝だろうとやって来た
九十九折り。残念ながら
隠れ宿は見つけられませんでしたが、
舞い上がり揺れ堕ちる肩のむこうに山
ありました。サスペンスよりも演歌の方が
似合う浄蓮の滝だったのです。

izu2010_60.jpg石川さゆりファンならば竜飛岬と共に
一度は訪れたい、浄蓮の滝。
わさび沢、隠れ径、小夜時雨、寒天橋~♪
なんて歌声がどこからか聞こえてきそう。
詩情豊かな垂水です。

うっそうと茂る樹木、
吸い込まれそうに深い谷間、
木々の間からのぞく走り水、
滝壺へと下る苔むした石段、
一段ごとに置き忘れる真夏の暑さ。

観漠台へ着くと、あたりはひんやりとした
空気に包まれていました。
ふたりでいたって寒いけど
嘘でも抱かれりゃ暖かい
浄蓮の滝ですが。
汗ばむ陽気だというのに身震いするほど
涼しいのはなんで、だ?
この冷気はどこからくるの?

izu2010_62.jpgizu2010_64.jpg
狩野川水系の、浄蓮の滝。落差25mの、一条の、白糸なり。

izu2010_69.jpg女郎蜘蛛伝説の残る、浄蓮の滝。
この、ぞくぞく感の正体は単に
流れ落ちる水のせいなんでしょうか?
それとも。この滝の主、それはそれは
美しい(と言われる)女郎蜘蛛が、
お出ましになられたんでしょうか?
演歌劇場のはずがサスペンス劇場に
なってきた、浄蓮の滝。
探偵 伊集院大介 を見習ってジジさん、
妖しい冷気の正体を調査しないと...
栗本薫著の 女郎蜘蛛 は、京都を舞台に
した幻の友禅をめぐるサスペンス。
浄蓮の滝は無関係なり~ →


izu2010_63.jpg
天城越えの歌詞が刻まれる石碑の前で、今にも歌い出しそうなジジさん

が、しかし。
探偵には興味ないイヌは、石川さゆりになりきって記念撮影に忙しかったのです。
izu2010_66.jpg走り水 迷い恋 風の群れ 天城隧道
言葉を口にできたなら、そんなことを
歌ってそうなジジさんなのでした。

目の前にある情景と
石碑に刻まれた歌詞とが重なる浄蓮の滝。
アナタをキミと呼んでしまう近頃のJ-POP
には真似できぬ湿り気が、一言一句に
込められる演歌の世界。
艶歌であり、怨歌でもあるんですね。
そういえば ...
天城山隧道でなにかに取り憑かれてしまったハチママは、この滝へやって来た途端に体が
軽くなったそうであります。
ジジさんが心の中で歌った 天城越え のおかげかもしれませんね
izu2010_65.jpg
緑が目に眩しいワサビ沢。美しい風景が垢のついた心を浄化します ... ?


izu2010_67.jpg天城の自然に癒され、
飛瀑が放つマイナスイオンを浴び、
演歌の情景に浸ったなら、さぁ。
日常(?)へ戻る頃合いです。

我先にと石段へ飛びついたジジさん、
登る足取りも軽やかぁ~
さすが、山ガールです。
さて、この石段。
下ってきた時は気付きませんでしたが、
実は190段もあるんだそうでして結構、
足にくるんです。
山ガールジジさんには少し
物足りないようでしたけど ...

滝の入口である観光センターまで登ると
8月の暑さが舞い戻ってきました。
ねっとりと肌にまとわりつく空気に
日常を覚えた浄蓮の滝だったのです。

izu2010_68.jpg
190だんも あったらしいよ~  これくらい どってことないわぁ~



tags: 伊豆
16:00 | ジジの旅行 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

ジジさんのサスペンス劇場 ... 隧道編

izu2010_53.jpg天城を舞台にした物語と言えば、
川端康成の 伊豆の踊子 ですが、もうひとつ
感慨深いサスペンスがありました。

三十数年昔のこと、16歳の私は、はじめて天城を越えた。天城のトンネルを通り抜けると、別な景色がひろがっていた。私は、他国を感じた ...
松本清張の 天城越え です。

izu2010_54.jpg天城には現在、新旧ふたつのトンネルが
存在します。
物語の舞台になったのは旧天城トンネル
- 天城山隧道 - で、石造の全長445.5m、
明治37年(1904年)の開通です。

伊豆旅行、二日目。
熱川から沼津を目指す旅一座は、
物語と同じように天城を越えたのです。
いや、正しくは。
抜けたのは新天城トンネルで、静岡を目指す16歳の少年が歩いた天城山隧道へは、
わざわざ(!)立ち寄ったのでありました。

izu2010_59.jpg
日本の道100選にして国の重要文化財である天城山隧道

izu2010_55.jpg伊豆の背中を貫く大動脈 国道414号 を
外れ、野趣に富む林道を分け入ってまで
ここへやって来た理由は ...
天城山隧道はパワースポット!
というジジ父の一言にありまして、
その出所定かでない言葉を信じた
ハチママは、いちスピリチュアルファン
として思ったのでした。
立ち寄る意味はあるわよね~、と。

izu2010_52.jpg
天城山隧道へ歩を進める旅一座

izu2010_57.jpgそして不思議なことに。
隧道の入口に立った瞬間、彼女の両肩には
なにか、が。
重くのしかかってきたのでした。
早くパワースポットへ ...
気の力を求め
ガス灯(を模した電球)が妖しく点る
隧道の中へと足を踏み入れた
ハチママの運命や、いかに?

izu2010_56.jpg
なにかに追いかけられるように、ひたすら走るジジさん


昨年の伊豆旅行で 1/7しか巡れなかった 河津七滝が、この先にはあります。
そこまで歩くことはないにしても、500mに満たない隧道くらいは抜けるかと思われた
入口よりほんの、100m位の位置で。

(ホントに)パワースポットなの? と、つぶやくハチママ。
え”~、誰がそんなこと言ったの? と、驚くジジ母。
いや、その。パワースポットかなぁ ... と思ったんだけど と、弁解するジジ父。
デマ、か

パワースポットは根も葉もないジジ父のたわごとと知れた瞬間、一同、回れ右で
来た道を引き返したのでした。
それでは物語の終わりを見れないではないか~ と、ひとりごちるジジ父を
置いていくように ...
izu2010_58.jpg
入口は大きく、出口は小さい、天城山隧道なり~


ところで。ハチママに取り憑いたなにか、は。なんだったんでしょうねぇ~?
踊り子に会いたい一心で天城を走った一高生の〔私〕だったのか、
修善寺の酌女と仲良く歩いた16歳の〔私〕だったのか。
謎が謎を呼ぶ、天城山隧道です。




tags: 伊豆
17:00 | ジジの旅行 | comments (4) | trackbacks (0) | edit | page top↑
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