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ジジの登山日記 ... 七代の滝編

201105_079.jpg大小7段の滝が続いているから
七代の滝(ななよのたき)。
たどり着いたところはその何段目か
わかりませんが、
いやぁ~ 苦労して来た甲斐があった と。
訪れる誰しもが思う垂水であります。

和敬静寂
清らかな水と苔むした岩が織り成す静寂は
和を以って(相手を)敬いなさい なんて
諭しているのかもしれません。
山に登った人だけが頷ける幽谷の教え。
あぁ、だから。山で出会う人は皆
フレンドリィなんでしょうか ...

ところで。
残る6段の滝はどこにあるんでしょう?
上を仰ぎ下を覗けば姿を見せるのかも
しれないけど、まぁいいか。
201105_075.jpg目の前の、1/7の光景だからこそ
美しいような気がしてきました。
侘び寂びな感じがよろしいのです。

枯淡なる風景は共に山を歩いたイヌに
とっても、純美なようでして
← ただただ滝に見入るジジさん
我が家の山ガールも自然を愛でる心を
持っていた ... ???

201105_076.jpg
風流を理解できるほど感性は豊かでなかった山ガール
その視線の先には2頭の黒パグさんが

201105_081.jpg
こっちに こないで~  まぁまぁ、そういわずに ...

201105_082.jpg
こんにちはっ  とっても人なつっこいパグさんです

201105_077.jpg
わたしは貝になりたい ...  いつまでもお友達の出来ないイタグレです

201105_078.jpg実を言うと、麓からのケーブルカーで
ご一緒だった黒パグさん一家です。
長尾平より七代の滝までは、
(ジジさんの歩いてきた)右回りと
(黒パグさんが歩いた)左回りの
二通りのコースがあって、偶然にも
この滝で再会した、というわけです。
山を歩くイヌ同士、
仲良く挨拶して欲しかったけれど ...
ジジさんの犬ギライには困ったもんです。

さて。七代の滝は時に禊ぎ(滝行)が
行われることもあるんだそうでして、
確かに打たれてみたい誘惑に駆られる
清らかな滝壺であります。
ちょっと間近まで行ってみましょう。

  せせらぎを前にして動きを止める
        水も嫌いな山ガール →


201105_080.jpg
ジジさんも滝行してみる?  いぇいぇ、けっこうです

201105_083.jpg滝壺の水は、晩秋のせせらぎのように
冷たく澄んでいました。
差し入れた手を引っ込めたくなるほどに。
あの流れ落ちる水が温泉なら、
気持ち良さそうなんですけどね~

少し肌寒いくらいの、七代の滝。
体が冷え切ってしまわないうちに
次なる目的地、ロックガーデンを
目指すことにしました。

   次回は、幻想的なロックガーデンを歩きます。しかし、この日最大の難所が
   山ガールの行く手を阻むのでした ...




tags: 御岳山
17:00 | ジジの山歩き | comments (2) | trackbacks (0) | edit | page top↑

ジジの登山日記 ... 山下り編

201105_058.jpg次なる目的地
七代の滝(ななよのたき)へ向かいます。

長尾平から先は長い下り坂 と。
麓の駅でもらった登山マップには
書かれてありました。
それがどれくらい嶮しいか? までは
記されていなかった観光ガイド風の
登山マップを唯一の頼りに、
山を知らぬ初心者のお気軽さで
木立を縫うように走る1本の登山道へ
分け入ったのでした。

右に左に曲がりくねったその先には
何があるのか?
深い樹海の中へ潜り込んでいくような
迷い道をただひたすらに歩く、歩く ...

 ジジ母を先導に道を下る山ガール →

201105_057.jpg
... でしたが。調子づいてジジ母を追い越し、先頭に立つ山ガール

201105_060.jpg時に大きな段差のある丸太の階段。
人間にはどうってことない段差でも
イヌには先へ進むことを思い止まさせる
落差だったりします。
先陣を切って山道を下るジジさんも、
こういう場面では足を止めるのでした。
どうする? 抱っこする?
いぇいぇ、そこは山ガール。
人の手を借りてしまっては末代の恥なり。

201105_061.jpg
ジジの階段下り技 その1  階段を無視してジャンプ

201105_062.jpg
ジジの階段下り技 その2  段差の小さい側を選んで歩く

201105_069.jpg階段下りも堂に入ってきたジジさん、
連れのジジ母を置き去りにして
嬉々として先を歩きますが ...
越えられぬ段差に行き当たってしまった
ようです。
追いついたジジ母も
ここは抱っこ と手を差し伸べますが。
首を縦に振らぬジジさんなのでした。

   大きな段差の手前で
   立ち止まる山ガール。
   飛び越えられるのか?
   迂回できる道はあるのか?
   身の置かれた状況を判断し
   進むべき道を思案する
   頼もしき、山オンナ →


で、山ガールの結論は。
木々の間の道なき道を行く、でした。
(残念ながら)木々の隙間を通り抜ける瞬間は記録できず。
リードを片手に山ガールの後を追ったジジ母は足場の悪さに辟易 ...


201105_064.jpg
難所をクリアし、自信満々の足取りで階段の縁を下る、山ガール

201105_065.jpg
縁の部分が狭くなってきたと見るや、階段中央へと素早く移動

201105_066.jpg
またぐには高いと判断すれば、大きくジャンプ

201105_067.jpg
をっとっと。今度は石の階段! 素足だけに足元の変化は素早く察知

201105_068.jpg
とーちゃん、どんなもんでしょう?

201105_059.jpgイタグレって。
文明的な街並みとか、
青い芝の美しい草原とかが似合う
華奢な印象の犬種かと思うのですが、
我が家のイタグレに限り。
素朴な山道が見合うようであります。
もしかして、ジジさん。
マウンテン・グレー・ハウンド?

それにしても、膝が笑う下り坂。
いま、どの辺りにいるのか?
あと、どのくらいで着くのか?
イラスト主体のマップでは皆目
見当もつきません。
現地でもらう地図は頼りにするな
予め詳細な地図を用意しろ
コンパスも忘れるな

山の雑誌にはそんなことが書かれて
あったような ...

201105_070.jpg201105_071.jpg
折れ曲がりながらどこまでも続く山道   足下注意! 崩落の跡も生々しい箇所あり

201105_072.jpg201105_073.jpg
物の怪だつ獣道を抜けると沢を渡る橋が出現(ということは滝も近い?)

201105_074.jpg
そして ... 大きな一枚岩に到着。この先には滝壺が

時間にすれば20分少々の行軍でしたが一日分の脚力を使い果たして到着した
七代の滝は、消費したカロリー以上のエネルギーをもらえるスピリチュアルな
空間だったのでした。(しつこく、続く ...)



tags: 御岳山
22:30 | ジジの山歩き | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

ジジの登山日記 ... 天空のスリスリ編

201105_055.jpgスニーカーで歩ける
1時間程度のお散歩コースから 
トレッキングシューズで山踏みする
1日がかりの縦走コースまで、
幾通りかのモデルコースが用意されている
御岳山のハイキング。

山ガールを名乗る以上、お散歩では示しが
つかないし。そうは言っても実績の少ない
ジジさん(連れの僕らも、ですね)ゆえに
尾根を縦走するのは、もってのほか。
そこで選んだのが、標準時間 2時間30分の
ロックガーデン周遊コースです。

適度に優しく、適度に厳しい
このルートのスタートは、ジジさんが
登山の安全をお祈りした武蔵御岳神社に
至る、石段の脇がスタートです。
201105_048.jpg道は丸太の組まれた階段に変わりました。
慎重に下りながら最初のポイント
長尾平を目指します。
山の頂きに広がる展望の開けた平地らしく
そこでお昼を食べよう ... という計画です。

歩くこと 5分少々で着いた長尾平は確かに
なだらかな草地が続く平原でありました。
展望も開けてはいるけれど、
隣接する山々が遠くの風景を覆い隠すため
格段に眺望が良い、とは言えぬような ...
でも。気持ちいいこと、この上なし。
まるで、
天空の間にでも来たような開放感が
山ガールの抑えきれぬ欲望を解き放して
しまった、ようなのであります。

← あの芝へ行ってもいいですか? と
  ジジ母に問いかける、山ガール


201105_051.jpg
母の了解を得て、喜び勇んで草地を駆け回る 芝ガール

201105_052.jpg
そして。やっぱり、やってしまった(天空の)背中スリスリ! 
海抜0メートルでも標高900メートルでも、芝を見ればやることは同じ

201105_056.jpgお日様は空高く
澄んだ空気が爽やかに駆け抜ける
御岳山の長尾平。
そろそろ、お昼時です。
シートを広げてお弁当にしましょう。

あっちやこっちで転がるジジさんを
せき立て、尾根沿いに移動すると
ちょうどいい具合の空間がありました。

201105_053.jpg
ぜっけい なりぃ~ 山ガールらしく(一応は)景色を眺める、の図

201105_054.jpg
スリスリしたし、ごはんもたべたし あとは かえる だけ?

201105_049.jpg思わぬ場所で
大好きな背中スリスリができたジジさん、
もうこれで。まんぞくなり~
帰る気満々のようでしたが、山歩きは
始まったばかり。
山ガールの名に恥じぬよう、この先も
ガンバッテね♪ 
  次回は、七代の滝へ向かいます ...



tags: 御岳山
22:00 | ジジの山歩き | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

ジジの登山日記 ... 安全祈願編

201105_032.jpg山ガールの定義とは
ファッショナブルなアウトドア用衣料を
身に着けて山に登る若い女性のこと

だそうでありまして。

4歳という年齢が若いかどうかは微妙 ...
なれど、
ファッショナブルに装う努力は認めて
あげたいオレンジのスポーツウェアで
決めてみた我が家の、山ガール。
いざ! しゅつじ~ん
と意気込む場所は、御岳登山鉄道の
切符売り場です。

これから登るは標高929mの御岳山。
都民の森で山歩きの楽しさを知った
ジジさんですが、そんな高さまで
登ることができるの~?
201105_035.jpgできるんです。なぜなら
途中はケーブルカーで、はしょるから。

このケーブルカー、
ペットの乗車券(片道 120円なり)を
購入すれば、イヌも乗れるんです。
しかも、リードさえ付けていれば
そのまま乗車できる太っ腹さ。
もちろん、マナーは守りましょうネ

201105_034.jpg
滝本駅(407.4m)から御岳山駅(831.0m)まで
高低差 423.4m、距離 1,107m を6分で結ぶ御岳山ケーブルカー
最急勾配 25度10分、平均勾配 22度26分は関東一

201105_036.jpg終点の御岳山駅で831mってことは、
山頂まで100mも残ってない計算。
な~んだ たいしたことないじゃん
そう思った山ガールですが、
現実は甘くありませんでした。
山頂を目指す道、
歩きやすく舗装された道ですが
勾配のきつさは、見た目以上。
坂の途中で振り返れば転がり落ちそうな
急斜面なのでした。
← 坂の途中で立ち止まるジジ嬢の
  踏ん張った後ろ足に注目


道こそ急坂ですが、
まるで(我が家の)近所にいるような
質素な街並みが広がる山頂付近、
山へ来た感を満足させる景色の雄大さは
ここにはありません。
201105_040.jpgそれもそのはず、今歩いている道は
神社へ至る参道だからです。
実は ...
御岳山の山頂は、武蔵御嶽神社の社殿
なんであります。
遙かむかし、崇神天皇が国を治めていた
頃(って、紀元前?)に起源があるという
武蔵御嶽神社。
古来より山は神聖なものとする日本人の
感性が、1,000mにならんとする山の頂きへ
お社を造らせたんですね。

さて、この神社。
お祀りされる神様の中に大口真神(狼)が
いらっしゃいます。
聖獣として崇拝された狼は犬と同じ
イヌ科イヌ属の生き物でありますから、
お犬様は人より偉いようであります。
だってホラ、イヌ専用の手水鉢が ...

201105_041.jpg201105_042.jpg
手水舎にはイヌ用の鉢も。口を清めてジジさんも安全登山を祈願しましょうね♪

201105_043.jpg201105_044.jpg
しかし。そこからが長かった。延々と続く石段、また、石段

201105_045.jpg201105_046.jpg
とにかく先頭で登らないと気が済まぬ山ガール ジジさん

石段を登りきった先に見える拝殿は、五代将軍 綱吉公 の命により改築された権現造り。
アラ、またしても。綱吉公 ... ???
綱吉公のかかわった神社は、300年以上経った今でもイヌに優しいのであります。

山歩きの安全をお祈りし、ジジさんのお守りを買って、さぁ、これからが本番。
参道から林道へそれて、深い山の中へ入っていくジジさん。
この先にはいったい何が、待ち受けているのでしょう?(続く ...)
201105_047.jpg
これまでの舗装路とは一転、険しい山道が始まります ...



tags: 御岳山
23:00 | ジジの山歩き | comments (6) | trackbacks (0) | edit | page top↑

渓谷のお散歩

201105_020.jpg御岳渓谷は青梅市の先、
奥多摩の入口あたりに位置します。

奥多摩湖より始まる多摩川の流れが
岩の間を縫うように、時に激しく
時に穏やかな姿を見せる、渓谷です。
その両岸には遊歩道が整備され、
白波を立てる清流を眺めながら
こだまする鳥たちの囀りを聞きながら
新緑をまとった木々を香りながら
ゆっくりと散策できるのでした。

ジジさんのゴールデンウィーク、
いつもの休日とは違うどこかを探して
やって来たのがここ
御岳渓谷遊歩道だったのであります。

 電車で来たわけではないのですが
 古風な外観の JR青梅線 御嶽駅 にて →


201105_015.jpg1日あたり364万人もの利用客数を誇る
新宿駅(ギネス認定 世界一)から
わずかに 1時間30分 ほど、
片道 \890 のところにあるとはとても
信じられない深山幽谷の絶景、
やまにきたぁ~ つもりの
山ガール、ジジさんでしたが。
歩く道は川沿い、だったのです。

201105_016.jpg
階段を下りて遊歩道へ。かなりの急勾配に連れのジジ母を気遣う山ガール

201105_029.jpg
とても東京都にいるとは思えない素朴で豊かな風景がそこにはありました

201105_030.jpg青梅街道と吉野街道に挟まれた深い
谷間の底に流れる多摩川、その両岸には
約4kmの遊歩道が整備されています。

それくらいの距離なら
どうってことない健脚のジジさん、
意気揚々と歩き出したはいいけれど。
山のニオイがするのに道は平坦である
ことが、小さな不満だったのでした。

201105_031.jpg自然美を楽しむ渓流は同時に
冒険心を満たす激流でもあって、ここ
御岳渓谷はカヌーのメッカなんだ、とか。
この日もラフトでスラローム練習に励む
方々がいらっしゃいました。
流れに押されたり逆らったりしながら
ポールをくぐる様は見ているだけで
汗を掻きそう ...
(乗ったら楽しさ百倍?)

201105_019.jpg
ラフティングを間近で見るために降り立った石の河原
流れへ近づこうか、戻ろうか ... ジジさん、思案中

201105_021.jpg美しい吊り橋に出会いました。
御岳小橋という名が付いています。
歩いてきた道はまだ先があるけれど、
この橋を渡って
反対側へ行ってみることにしました。

吊り橋は得意なジジさん、我先にと足を
運びますが、急いで渡るには惜しい風景が
眼下にはあったのでした。

201105_022.jpg
吊り橋特有の揺れにも動じない山ガール ジジさん、ちょっと待って!

201105_023.jpgゆらゆら揺れる橋を渡り渓谷の右岸に
着きました。
さっきまで歩いていた左岸とは一転、
うっそうと茂る樹木が視界を遮ります。

足元も(左岸の)人工的な舗装路から
土を踏み固めた自然路に変わりました。
道幅は狭く、小さな上り下りが連続し、
大木の根が大きく張り出したりしている
右岸は、お世辞にも歩き易い道とは
言えないのです。
でも、気分は高揚してくるのでした。
やっぱり、渓谷の自然美に似合うのは
都会的な舗装路ではなく
野趣あふれる山道ですものね。

そんな土の道を歩き始めたジジさん
内に秘める山ガール魂に
火が付いたようなんであります。

201105_024.jpg
森の中を抜ける小道の先には石組みの階段が

201105_025.jpg
連れのジジ母を置き去るように登っていく(階段好きの)山ガール

201105_027.jpg
岩、落ち葉、ぬかるみ、クマザサ
階段、橋、渡り板、渡り石
上って、下って、右に、左に


ハイキングというよりも
トレッキングになってしまいました。
歩く人間は腿がひきつります。
でも。
歩くイヌは元気いっぱい、なのでした。

ジジさんは川よりも山が好きだと
判明した御岳渓谷遊歩道でのお散歩。
まぁ、風呂嫌いな性格だけに
川の中で遊ぶとは思えなかったけどネ。

   崩落した道を補強する渡り板
   板の隙間に足を落とさぬよう
   慎重に歩幅を調整する山ガール →


201105_026.jpg
小さな砂浜を見つけたので川遊びでも ... ?
しかし、山好きのイヌは微動だにせず。水はキライのようです。


201105_017.jpg青梅街道沿いにある宿(ぎん鈴)で
お蕎麦を頂きました。
遊歩道からは長く急な斜面を
登らないとたどり着けません。

殻を付けたまま製粉する黒い蕎麦は
北海道音威子府のもの、だそうで。
歯ごたえ良し、喉ごし良しの
美味しい蕎麦でした。

さて。渓谷があるということは(近くに)山もある、ってわけでして ...
帰り際に付近を調査してみると、山ガールの好きそうなトレッキングコースを発見!
日を改めて再び、来ることにしたのでした。(次回、登山編をご報告予定)



tags: 御岳山
23:00 | ジジの山歩き | comments (2) | trackbacks (0) | edit | page top↑